西オーストラリア パースからこんにちは!
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オーストラリア・デー
1月26日は日本の建国記念日にあたるオーストラリア・デーということで国民の休日。
昔からイギリス人によるオーストラリア侵略の日と批判する先住民族アボリジニの人達の抗議運動があるのも事実だが、あちこちで国旗をまとったり、国旗デザインやスポーツのナショナル・カラーであるグリーン&ゴールドで身を包むファッションだけでなく、小旗の国旗をなびかせている車もかなり多く、オージーが最も率直に愛国心を表現する1日でもある。

特にこの日が夏真っ盛りということもあり、皆が水際で遊んだり、BBQやピクニックをしながら戸外で過ごしたりした後にハイライトとして夜にオーストラリア各地で花火が打ち上がる。
歴史が浅く、移民大国であるオージーにとってのアイデンティティーを示すかのように、花火が上がる瞬間に歓声と共にどこからともなくおなじみの「オージーオージーオージーッ!オイオイオイッ!」という掛け声が始まる。

パースではスカイショーと呼ばれ、朝から子供向けのイベントやコンサートが始まり、夕方になって様々な飛行機やヘリコプターが登場し、メインイベントであるスワンリバーからの水上花火は夜9時から始まる。
ただ花火自体はわずか30分だけなので、初めて見るほとんどの日本人が「え~っ、これで終わり?」という内容的にも物足りない印象になってしまうようだ。

夜のたった30分の為にテントや滑車着きの大きなエスキー(クーラーボックス)を用意して朝から場所取りをする沢山の人達を筆頭に、パースの人口の3分の1近くにあたる40万人がスワンリバー周辺に集まる1年で唯一大々的な花火が上がる大きなイベントでもある。

今年で25周年となるスカイショーだが、個人的にこれまでキングスパークで数回見た以外はほとんどがスワンリバーを隔ててパースの対岸にあるサウス・パースへ出かけていた。
キングスパークはMount Elizaという小高い丘の上なので立体感があり素晴らしい景色が楽しめるのだけど、サウス・パースはスワンリバー越しにパースの街の正面が見えるので、近年の花火は水上からだけでなく、パースの高層ビルの屋上からも上がる為、角度的にもスペース的にも最も多くの人達が集まる。
40万人の人達が一気に集まるということでスワンリバーや街周辺は朝から交通規制が始まり道路が封鎖されてしまう。

10年以上前のあるスカイショーで友人達とサウスパースのスワンリバーにできるだけ近い住宅街に車を止め、花火が始まる直前に着いたのに、ラッキーなことにかなり角度が良い場所にもぐりこめた。
花火が終わった後、しばらくの間の渋滞を予想して1時間ほど仮設遊園地の乗り物に乗って子供のように興奮して、もうそろそろ大丈夫だろうと車に戻り、走り出すと、何と信じられないほどの渋滞にはまってしまった。曲がっても曲がっても、どこの道へ行ってもほとんど動かない。周囲でいくつかの事故が重なって最悪の渋滞になったことでサウス・パースから出られなくなってしまったようだ。挙句の果て開き直って沢山の車がエンジンを止めて、そこでまた飲み始たり、踊り始めている姿はさすがオージーである。

その後夜遅くになってやっと車が流れ出したが、暑い夜だったので途中でコテスロービーチに寄ってみると、12時過ぎだというのに沢山の人達で賑わっているではないか。
ライトアップされているビーチでファイアーダンスしているグループがいたり、真夜中に泳いでいる人達がいたり・・・結局家に着いたのは3時過ぎだったが、サウスパースで花火を見た現場にサングラスを忘れてきたことに気がついた。駄目もとで、いちおう翌朝?早朝に現場に行ってみると、日の出と共に沢山の人達が一斉に掃除をしていて、前日の混雑がうそのようにいつもどおりのきれいで静かなスワンリバー沿いに戻っていた。当然サングラスは見つからなかったが、何とも妙に長いオーストラリア・デーだった。

近年泥酔した若者による喧嘩や事故が目立ってきたので、今年は若者のアルコール持込を規制し、警察官1,000人を配備して警戒に当たり、花火終了後は帰る方向によって3つの電車の駅を使い分けたおかげで、全く混乱もなく安全に楽しめた。
今回我々は最寄の駅の駐車場に車を止めて、初めて電車でスカイショーを見に行ってパースの街側で見たのだが、40万という群衆の割には思ったより全然スムーズで快適だった。
さすがにトイレでは長い列ができていたが、花火を見ている間もその前後も、駅でも電車でも、誰もが秩序を保ち他人に迷惑をかけずに楽しんでいる姿を見て、とても関心してしまった。
家族にとっても優しいイベントで、勿論、25周年だった花火自体もこれまでで最高ですごく感動的だった。
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by sunsetdreams | 2009-01-27 22:24
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