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西オーストラリア パースからこんにちは!
by sunsetdreams
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パースのサイクリング ネッドランズ、ダルキース
幼い頃から4歳離れた兄のお古の自転車を乗り回し、小学校4年の頃には友達と自転車での遠出をしたりして、今思えば交通量が多く危険な当時の車道で排気ガスだらけの酷い空気を吸いながら、よくやっていたと思う。

遠くまで行って帰ってくるという達成感もあったが、自然を感じながら自分の力で走ることが嬉しいことなので、6年の時にはその頃人気があった輪行車という簡単に分解ができて持ち運べる軽量のランドナー(ツーリング用サインリング車)に乗っていた。自転車をバックに入れて電車に乗り、山間の目的地の駅で組み立て、峠を走るというのが流行りだった。

輪行車でも何回か長距離のサイクリングはしたが、中学で自転車好きの友達数人と別々の学校になったことやサッカーに夢中になってきたことで、自転車少年としての私の歴史はあっさりそこで終わってしまった。

年月は流れ、おっさんとなった私は家族と一緒に走れる喜びを知り、去年のクリスマス前に久々に自分の自転車を買った。

簡単に取り外しできる自転車専用のキャリアを車の後ろにつけることで、4台まで簡単に積めるので、今ではホリデーの必携品の1つでもあるし、私の昔の輪行車のように分解したり、組み立てたりする必要もなく、どこでも車で出かけ好きな場所をサイクリングできるのが嬉しい。

パースは平地が多く、スワンリバー沿いや海岸沿いを中心に景色も素晴らしく、700km以上のサイクリング・ロードがあるので、誰でも手軽にサイクリングが楽しめる。
運輸省のサイクリングのサイトで地図やガイドは勿論ルール、イベントその他沢山の情報が得られる。

貸し自転車屋さんもあちこちにあるので、旅行者や自転車を持っていない人でも簡単にパースや西オーストラリアのサイクリング・コースを走り、素晴らしい自然を自分の足で体験できる。

公共交通機関を賄う州政府が運営するTransperthも環境や健康に良いという理由で電車やフェリーへの自転車の持込を歓迎している。
パース・サウスパース間のフェリーは毎回4台まで、電車は平日の朝・夕の通勤時間を除き自転車の持ち込みが認められているので、車を使わなくても遠くに出かけ、好きな場所を走ることができる。

車道沿いにあるサイクリング・ロードは既に車からの景色を見たことがあったり、当然車がそばを走っていることもあり、多少の騒音や空気が気になることもあるので、できれば車道がないところを走りたい。

パースの代表的な高級住宅地でもあるネッドランズ、ダルキースのスワンリバー沿いは静かで景色もきれいで、のんびり気持ち良く走れる。
3つのヨットクラブがあり、週末は広大な湖のようなスワンリバーで沢山のヨットがセイリングしている光景が印象的だ。

途中にBMXやスケボー用の公園や子供用のプレイグランド、BBQやトイレのあるピクニックエリアもあるのでゆっくり過ごすこともできる。

家族で一緒に風を受け、自然を感じながらスワンリバー沿いを自転車で走るのは最高だ。
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by sunsetdreams | 2011-11-15 00:13
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