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西オーストラリア パースからこんにちは!
by sunsetdreams
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粗大ゴミ収集
地域にもよるがパースの一般的なゴミ収集は週1回、リサイクルが隔週で、ドライバー1人が大型ゴミ収集車に乗ったまま、車に設置せれている機械で大きなゴミ箱を持ち上げ回収して回る。

その他に年に1度Bulk Rufuse またはBerge Collectionと呼ばれる粗大ゴミ収集がある。
地域毎に回収されるのだが、私が住む地域は木が多く、ほとんどの家庭でチェーンソーやヘッジトリマーを持ち、この時とばかり大小様々な木の幹・枝や庭の植物の剪定をして前庭の芝の上に大量のゴミを出す。
1.5メートル以内であればどんな木でも問題ないのだが、皆毎年ものすごい量の木を切っている。

椰子の木は南国のリゾート風で、細かい葉っぱが落ちないので人気はあるが、成長すると当然背伸びて高くなる。以前友人のオージーがラダーを使ってよじ登り、枯れた長い葉を切ろうとした際に落っこちて大怪我したこともある。
勿論、プロに頼むこともできるのだが、結構費用が高いので、友人や親戚等人を集め、できる限り自分達でやってしまう場合が多いようだ。

木だけでなく家具、調理用のコンロ、冷蔵庫、電化製品、おもちゃその他ほとんどの不用品を出せるのだが、必ずしも収集日に回収に来るわけではないので、大体ゴミを出してから5~10日ぐらいはそのまま出しっぱなしの状態が続く。

その期間に信じられないぐらい沢山の人達が、その不用品の中で欲しい物を物色しては勝手に持っていく作業をしながらあちこち回っているので、実際の回収日までに不用品のゴミの量はかなり減っていることになる。実際今回うちが出した不用品のほとんどは、3時間後にはなくなっていた。

もともと個人売買が盛んで、中古品の値段もまあまあ高いので、拾ったり、回収してきたものを修理したり色を塗り替えて自分達で使ったり、売ったりすることも珍しくないようだ。

物を大切にすることはいいことなのだが、たくましいと言うか、気にしないというか、さすがオージー!と感心してしまう。

それらの個人収集家?にも興味を持ってもらえなかった粗大ゴミは、いよいよ大型ゴミ収集車2台とトラクター1台で通常3~4人のスタッフによって回収されるのだが、今年から木や植物系とそれ以外の不用品を別々の日に、異なる収集車で回収することになったようだ。
大きな家具や電気製品がバリバリバリッ!とゴミ収集車の中で押しつぶされていくシーンは豪快で、前は子供が随分興味を持っていたこともあって、思わずビデオに撮ったこともあったが、全て回収されると何となくほっとしたりする。
by sunsetdreams | 2010-12-18 21:48
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