西オーストラリア パースからこんにちは!
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オーストラリアの難民と多文化社会
おとといアシュラム・シーカーズ(政治亡命者)を乗せた船がオーストラリア領海内の西オーストラリア北部のインド洋上で捕まり、何と今年59隻目だそうだ。
70年代のインドシナ難民に続き、最近も資源が豊富で社会保障が充実したラッキーカントリーであるオーストラリアを目指し、陸路でインドネシアに渡り、そこから西オーストラリア北部に向けて漁船で出発することが多いようだ。

オーストラリアの広大な国土をガードするパトロールや漁船をインターセプトしてから収容所に移送し、亡命者の生活にかかる費用は莫大で、勿論我々オーストラリアの納税者の負担になっている。
上記のようなボートピープルの場合、近年は西オーストラリアの北、インド洋にあるオーストラリア領クリスマス島に移送され、現在もほぼ満員に近い約1、500人程が収容されているそうだ。
ほとんどの場合パスポートやその他の書類がなく、言葉の問題もあり、亡命者にとってもかなりの時間とストレスがかかり、施設や食事、英語教育・通訳、医療、管理等オーストラリアの予算や収容能力にも限界があり、大きな問題になっている。

移民省のサイトによると国連難民高等弁務官事務所からの要請による政治亡命者を含む人道的なプログラムでオーストラリアは世界中から毎年ほぼ1万3千人以上の難民を受け入れていて、前述のボートで来る人達ではなく海外で認定された人達の昨年の出身国ベスト10と人数は以下のようになる。

1)イラク:2874
2)ミャンマー:2412
3)アフガニスタン:847
4)スーダン:631
5)ブータン:616
6)エチオピア:478
7)コンゴ:463
8)ソマリア:456
9)リベリア:387
10)シエラレオーネ:363

随分前にTAFEや大学でクラスメートとして出会った友達の中には難民としてやって来た人も結構いて、上記の国以外だとボスニア・ヘルツェゴビナ、ベトナム、エリトリア等内戦や紛争等で家族、親戚、友人が目の前で殺されて命からがら逃げ延びて難民キャンプを経てオーストラリアに来るまでのものすごく悲惨な経験を話してくれた友達も数人いた。
バックグラウンドは異なるがよく家に呼んでくれて、本格的な郷土料理をご馳走してくれたり、お互いの食べ物や文化、政治、スポーツその他も興味深く、泊りがけで夜中まで話したり、とても楽しかった。

歴史が浅いオーストラリアの多文化社会には私のように波と風を求めた風来坊のような移民もいれば、様々な理由で愛する自国を追われオーストラリアにたどり着いた難民も含まれていて、少数派ではあるけれど、一緒にオーストラリアで平和に生活できてることにとても感謝してしまう。
ありがとうオーストラリア!

2009年ももうすぐ終わろうとしている。
クリスマスや新年というフェスティブ・シーズンの真っ只中のパースは今日もさわやかな青空で涼しいシーブリーズが心地良い。

全ての人にHappy 2010!!!
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by sunsetdreams | 2009-12-31 16:49
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