西オーストラリア パースからこんにちは!
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ラグビー留学 フルシーズンを戦い抜いて
高校時代にサッカー部とラグビー部の部室が隣同士で、たまに練習前に自分のトレーニング・ウェアやストッキングが見つからないことがあり、よく校庭を見渡すとラグビー部の先輩が勝手に使っていることがあった。
がたいがよくとても怖そうな先輩に近づいて、既に汗でグチョグチョになっている自分の練習着を取り返すことは簡単ではなかったが、「えっお前のだったの?悪いな!」などど悪気がなかったかのようにすぐに返してくれて、学校内で偶然会う時も笑顔で声をかけてくれたり、豪快な先輩というイメージが強く、その頃からラグビーへの親近感を持ち始めたのかもしれない。

当時のラグビーはサッカーよりも全然人気があって、国内の大きな試合は頻繁にテレビ中継され国立でも秩父宮でも満員の観衆を集めていて、マスコミの注目度も高く羨ましい限りだった。
高校の体育の授業でサッカーはなくてもラグビーはあったほどで、私も当時のスター選手をイメージしながらクラスのチームではスタンド・オフとして初めてのラグビーを楽しんだものだった。

その後ラグビーが宗教とまで言われるラグビー王国ニュージーランドに5年いたこともあり、ラグビーをしているキーウィ(ニュージーランド人)の友人に「サッカーは女のスポーツだぞ!」と言われたことまである。テレビでのサッカー中継はほとんどないのに、ラグビーはジュニアの大会から放映されていたり、とりあえずラグビーの話をすると誰とでもすぐに仲良くなれるくらいだった。
私自身ニュージーランドでもサッカーはプレーし続けていたが、その頃は相当ラグビーの試合を見たあげく、かなりのラグビーファンになってしまった。

勿論オーストラリアもワールドカップで2回優勝している強豪なのでオールブラックス(ニュージーランド代表)同様ワラビーズ(オーストラリア代表)のユニフォームはオーストラリア・デー(建国記念日)をはじめオリンピックやラグビー以外のその他のスポーツ・イベントの際にオージーが好んで着たがる愛国心の象徴にもなっている。

2006年に西オーストラリアにもWestern Forceというプロのラグビーチームが誕生して以来、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの強豪チームが競い合うスーパー14や毎年恒例になっているワラビーズ対スプリングボックス(南アフリカ代表)のテストマッチ等、パースでも世界最高レベルのラグビー観戦が可能になり、ラグビー留学としてのパースも注目され始めた。

日本のトップリーグで活躍する選手の3ヶ月間の留学に続き、今年も4月から長期ラグビー留学でパースのクラブに所属し厳しいリーグ戦にフル出場し続けている日本人選手の最終戦を観戦してきた。
本来の定位置であるフォワードのポジションではなく、本人も信じられないことに日本では未経験のウイングやフルバック等バックスとして出場していたが、コーチやチームメートからもクレバーで状況判断も素晴らしく安定していると信頼され、レギュラーを確保し活躍していた。

日本では考えられないほど大きくて強靭な選手達を相手にプレーして、レベルの高いリーグにシーズンを通してフル出場しチームに貢献した自信は大きく、語学学校で勉強した成果もあり、シーズン当初と比較してコーチやチームメート達との英語でのコミュニケーションも飛躍的に進歩したようだ。
試合後にクラブハウスで彼と話している最中もチームメートだけではなく何人ものクラブ関係者に労をねぎらう言葉をかけられていた。
レベルや性別、年齢別の各チームをかかえるラグビークラブもとても暖かく家族のような雰囲気で、皆ビールの飲みっぷりが豪快だ。
シーズンを一緒に戦い抜いたチームメート達とリーグ最終戦の試合後に飲むビールの味は格別だったに違いない。
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by sunsetdreams | 2009-09-01 22:46
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